食品安全情報blog過去記事

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説明資料(“福島食品110トン食卓に上がった”の記事に関連)

輸入食品課 2012.04.04
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=57&pageNo=1&seq=17516&cmd=v
イーデイリーが 4月4日に報道した「福島食品 110トン食卓に上がった」の記事内容に対して次のように説明します.
食品医薬品安全庁は現在日本から輸入しているすべての食品に対して輸入時ごとに放射能検査を実施しています.
特に通関の検事過程では放射性物質(セシウムヨウ素)が少しでも検出されればストロンチウム, プルトニウムなどその他放射性核種に対する検査証明書を追加的に要求していて、日本原子力発電所事故による放射能汚染された食品が国内に流入することを基本的に遮断している。
また福島を含めた隣近 13都県から輸入される食品には日本政府が発行した放射能汚染検査証明書の添付を義務化して残り 34県から輸入される食品には原産地証明書を義務化しています.
※ 13都県 : 福島, 宮城, 栃木, 茨城, 群馬, 千葉, 東京, 埼玉, 静岡, 長野, 新潟, 山形, 神奈川
同時に, 日本で出荷制限された葉菜類, きのこ類など福島県を含んだ 7県 16品目に対しては輸入禁止としたことがあり、日本と韓国でそれぞれ科学的方法での試料採取を多くの時点で実施しています.
○したがって放射性物質が微量でも検出された日本産輸入食品は通関されないし, 国内流通中の日本産輸入食品は安全です.
□ 参照までにアメリカ, EU, オーストラリア, カナダ, シンガポールなど大部分の国家も日本産輸入食品に対して福島を含めたすべての県で生産される食品を収入禁止にはしないで検査証明書を求めたり検査するなど韓国と類似の措置を取っている。

(「少しでも検出されたらダメ」なんて国は主流ではない。しかし日本は他国に何か言える立場ではない・・科学的根拠より安心を優先させたという点では。)