食品安全情報blog過去記事

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子ども、青少年の皆さん、高カフェイン飲料に注意してください!

食生活安全課/添加物基準課 2012.04.18
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=17614&cmd=v
安全なカフェイン摂取誘導のためのポスター制作•配布
食品医薬品安全庁は子供や青少年の無分別な高カフェイン飲料摂取を予防し、安全なカフェイン摂取について知らせるための広告用ポスターを製作して全国の中・高等学校などに配布する予定だと発表した。
このポスターは ▲食品中のカフェイン含量 ▲カフェインによる人体影響 ▲高カフェイン飲料確認方法などの内容で子供や青少年の目の高さに合わせて製作された。
カフェインはコーヒーやお茶などに含まれる成分で食品原料としてもたくさん使われている。 子供, 青少年が好んで食べるコーラ, チョコレート, エネルギードリンクなどにも広く含まれる。
※ 缶コーヒー(74mg), コーヒーミックス(69mg, 1回分あたり), 緑茶(15mg, ティーバッグ 1つあたり), コーラ(23mg, 1缶250ml), チョコレート(16mg, 1食 30g), エネルギードリンク(62.5mg, 1缶250ml)
通常体重 50kgの青少年のカフェイン一日摂取勧奨量は 125mgでコーヒー 1杯, エネルギードリンク 1缶で勧奨量を超過する。カフェイン過剰摂取は不眠症、神経過敏などの副作用が出る可能性があるので注意が必要である。

  • 特に子供や青少年は副作用が大人より現われやすく学業にも否定的な影響を及ぼす可能性があるので、眠気を払うためにエネルギードリンクなどを交ぜて飲んだりしてとりすぎることは望ましくない。

※ 子供カフェイン一日摂取勧奨量 : 体重 1kg 当たり 2.5mg 以下
例) 体重 30kg 子供の場合一日摂取勧奨量が 75mg 以下で, 缶コーヒー 1個カフェイン含量(74mg)に該当
※ 参照) カフェイン一日摂取勧奨量 : 大人 400mg, 妊婦 300mg
食品医薬品安全庁は現在カフェインが 1mL 当たり 0.15mg 以上含む液状飲み物(お茶, コーヒー除外)には「高カフェイン含有」表示をしなければならないし, 子供や妊婦などカフェインに敏感な人は摂取を慎むようにする注意文言を自主的に製品に表示するように勧奨している。また '13年 1月1日からは高カフェイン飲料にはすべてカフェイン含量及び注意文言を義務的に表示するように変更される.
※ 食品等の表示基準改訂完了('11.11.7)