食品安全情報blog過去記事

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食中毒の原因ノロウイルスは、食品で10日程度生存可能 

微生物課 2012.04.19
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=17622&cmd=v
食品医薬品安全庁は国内食中毒発生主要原因であるノロウイルスが食品中で10日位生存できることが確認されたため、安全な食品摂取のためには几帳面な洗浄習慣が重要だと発表した。
ノロウイルスは 10個位の非常に少ない量でも人体に感染するほどに感染力が高く、掻路ウイルスに汚染した水(地下水など)で食品を洗浄後加熱しないでそのまま食べると感染可能性がある。
※ 年度別ノロウイルス食中毒発生状況 '08(69件, 2105人) → '09(32件, 568人) → '10(31件,1994人) → '11.9(24件,1257人)
□ 食品医薬品安全庁が去年食品中ノロウイルス感染性維持期間を確認するためにトマト, サンチュ及び氷にノロウイルスを人為的に汚染させて生存率を測定した結果は以下のようである
トマト中ノロウイルス生存率は ▲3日目 11% ▲6日目 9% ▲10日目 5%まで感染性を維持していた。
サンチュの場合 ▲3日目 27% ▲6日目 11% ▲10日目 3%まで感染性を維持した。
一方, 氷の中ではノロウイルス生存率は 17日経っても 45%ほど維持した。.
ノロウイルスが 10% 生き残ったという意味は、食品に 100個のノロウイルスがあれば 10日後に 10個のウイルスが生きている
食品医薬品安全庁はトマト, サンチュと同様水で洗ってそれ以上加熱なしに食べる食品は丁寧に洗浄するのみならず保管時にも注意するようお願いする。