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皆さんは、糖類をどのくらい食べていますか? - 食品医薬品安全庁、国民糖類摂取量評価結果発表 –

2012-05-24
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=17881&cmd=v
韓国民の糖摂取量がここ3年間増加傾向で、加工食品からの摂取量がご飯やおかずなど由来より多く、食生活改善が必要なことがわかった
食品医薬品安全庁は最近3年間(2008年~2010年) 国民健康栄養調査と外食栄養成分データベースなどを活用して韓国民の糖摂取量を分析した結果を発表した.
▲国民糖摂取量▲加工食品種類による寄与率 ▲年令別, 性別による糖摂取パターンなどを統計分析した。<主食より加工食品からの糖摂取比率が増えて全年齢層で糖摂取量増加>
2010年韓国民の一日平均糖摂取量は 61.4gで 2008年 49.9gに比べて 23%増加した。特に, 2010年に摂取量が急増したが, これは加工食品からの攝取量が大きく増加したためと考えられる。<すべての年齢層で糖摂取量増加し、男性が女性より多い>
すべての年齢層で糖摂取量増加している中で、糖摂取量が一番多い年齢帯は満 30歳~49歳(中−長年層, 66.7g)でその次に ▲満 12歳~18歳(中•高等学生, 66.2g) ▲満 19歳~29歳(大学生及び青年, 65.7g) の順だった。
特に, 中•高等学生の糖摂取量が小学生に比べて急激に増加しているのは親などが面倒をみるる時間が相対的に少なく学校, 学院など外で過ごす時間が多いためと考えられる。
また糖摂取量が高い年齢帯(満 12歳~49歳)は老年層や乳幼児など他の年齢帯に比べて加工食品摂取比率が高く、性別では 2010年男性(63.7g)のほうが女性(59.1g)より糖摂取量が 8%多い。<糖摂取量にコーヒーが最大の影響>
韓国民糖摂取量に一番大きく寄与する加工食品はコーヒー類(8.9g, 33%)であった。その次に ▲飲み物類(5.8g, 21%) ▲お菓子及びパン類(4.2g, 16%) ▲炭酸飲料(3.7g, 14%) ▲加工牛乳など乳製品(2.1g, 8%) などの順だった.。
コーヒーは満 12歳から摂取量が増加して 30歳~49歳には加工食品由来糖摂取量の約 46%(13.7g)を占めている。
年齢帯別で糖摂取量に寄与する加工食品は
満 5歳以下は主要糖供給源食品は ▲飲み物類(5.1g, 27%) ▲加工牛乳など乳製品(4.8g, 26%) ▲お菓子及びパン類(4.1g, 22%)
満 6歳~11歳以下▲飲み物類(6.1g, 25.1%) ▲お菓子及びパン類(6.0g, 24.6%) ▲氷果子類(4.8g, 19.6%)
満 12歳~18歳の主要糖供給源食品は炭酸飲料(8.7g, 25%)が一番多く ▲お菓子及びパン類(8.3g, 24%) ▲飲み物類(6.5g, 19%)の順序だった
満 19歳~29歳は ▲炭酸飲み物(8.8g, 26%) ▲飲み物類(8.3g, 24%) ▲コーヒー類(6.5g, 19%)の順序だった.。<韓国民の糖摂取量, WHOの摂取勧告量より少ない>
2010年韓国民 1人当り一日平均糖類摂取量(果物, 牛乳除外)は WHO糖摂取勧告量の 59%~87%で高くない。ただ2008年以後増加していてこのまま増加すると満 12歳~49歳の場合 5年内に WHO 勧告量を超過すると予想される.