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食品添加物酸化防止剤摂取は非常に安全なレベル!

添加物包装課/添加物基準課2012.05.11
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=3&seq=17765&cmd=v
我が国の国民が食品から摂取している酸化防止剤の量は一日摂取許容量(ADI)の最大 0.28%に過ぎず非常に安全な水準であった。
※ 一日摂取許容量(Acceptable Daily Intake, mg/kg・bw/day) : 一生の間毎日食べても有害な作用を起こさない体重 1kg当たり 1日摂取量
食品医薬品安全庁食品医薬品安全評価院は加工食品中の酸化防止剤摂取による安全性評価のために, 去年市中流通ソーセージなど加工食品 418件について酸化防止剤含有量及び摂取量などを評価した結果を発表した。
酸化防止剤は脂肪の酸敗及び酸化を遅らせビタミン Cなど栄養素損失と色素変質を防止する食品添加物食用油脂, マヨネーズ, バター類などに使われる.
酸化防止剤 8品目 : BHA, BHT, t-ブチルヒドロキノン、エリソルビン酸, エリソルビンサンナトリウム, EDTAナトリウム, EDTAカルシウムナトリウム及び沒食子酸プロピルが指定されている
今回の調査で市中流通する加工食品中で酸化防止剤含量を分析した結果,ハム, ソーセージなどから高濃度検出され、検出量は不検出から最大 293.2mg/kg (エリソルビン酸)であった。
また, 全418製品中341食品からは酸化防止剤は検出されなかったし, 検出された製品の場合にも全て使用基準に適合していた。
韓国国民の酸化防止剤の一日摂取量を評価した結果一日摂取許容量(ADI)の最低 0.01%( BHT) ~ 最大 0.28%( t-ブチルヒドロキノン)であった。.
また韓国国民が酸化防止剤を取る主要食品経路はパン類、食用油脂類, ソース類などである
酸化防止剤種類別では ▲BHA食用油脂類▲BHTはお菓子類 ▲TBHQはパン類,などが多かった。