食品安全情報blog過去記事

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消費者向け情報

  • 炭酸飲料:あなたが知っておくべきこと

Carbonated Soft Drinks: What You Should Know
Page Last Updated: 06/19/2012
http://www.fda.gov/Food/ResourcesForYou/Consumers/ucm232528.htm
FDAは炭酸飲料が安全で衛生的で正直に表示されていることを確保している。FDAは炭酸飲料には製造業者や販売業者が守るべき基本的な事項を定めたCGMPを設定している。
添加物と容器
科学的情報をもとに安全であると結論された食品添加物や食用色素のみが使える。ボトルや缶などに使われる物質にも厳しい安全性基準がある。
栄養表示
炭酸飲料の栄養成分表示は通常一食あたりの量や栄養分が含まれる。もし「ナトリウム量が少ない」などの栄養強調表示がある場合には製造業者は「○○の意味のある摂取源にはならない」という文言を付け加えなければならない。
追加表示
・製造販売業者の名前と住所
・総量
・原材料
・保存料
フェニルアラニンを含むダイエット炭酸飲料は「フェニルケトン尿症の方はご注意ください:フェニルアラニンを含有しています」と表示しなければならない。

アメリカ飲料協会によるとアメリカ人は平均で2005年に54ガロン以上の炭酸飲料を飲んだ。米国人にとって最もよく飲まれているのが炭酸飲料であり、水やミルクやコーヒーの3倍になる。

ベンゼンについての注記
安息香酸とビタミンCを含む炭酸飲料にはごく微量のベンゼンが生じる可能性がある。FDAはボトル入り水以外のベンゼン基準はつくっていない。ボトル入り水についてはEPAの飲料水基準5 ppbを品質基準として採用している。飲料に検出されているベンゼンの量は消費者の安全上の懸念とはならない。

  • 乳児に日焼け止めを塗るべきか?通常は塗るべきではない

Should You Put Sunscreen on Infants? Not Usually
June 20, 2012
http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm309136.htm
あなたはビーチにいて日焼け止めをたくさん塗っている。5ヶ月の赤ちゃんも一緒だったら彼女にも日焼け止めを塗るべきか?FDAの小児科医Hari Cheryl Sachs医師によれば普通は塗るべきではない。6ヶ月未満の乳児にとって最良の方法は日光にあてないことである。
子どもや成人には日焼け止めを勧めているのに赤ちゃんには違うのは何故か?
理由の1つは赤ちゃんの皮膚が成人よりとても薄く日焼け止めの成分を吸収しやすいことがある。もう一つは赤ちゃんの体重あたりの体表面積が大きいことで、この両方が乳児の日焼け止め成分暴露量を多くし、アレルギー反応や炎症のリスクを増やす。
赤ちゃんを守る最良の方法は可能な限り日陰におくことである。日傘や天蓋を利用する。どうしても日光を遮ることができない場合にはSPF15以上の日焼け止めを少量頬や手の甲などの狭い範囲に塗ることができる。最初は腕の内側に少量塗って赤ちゃんの感受性を調べるのがいい。