食品安全情報blog過去記事

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ヒ素処理木材に新しい規制発効

New restrictions in place for arsenic-treated timber
Date: 29 June 2012
http://www.apvma.gov.au/news_media/media_releases/2012/mr2012-02.php
2012年7月1日から、木材の銅‐クロム‐ヒ酸塩(CCA)処理に新しい制限が発効する。CCAは電柱やフェンスやデッキなどの各種木材の保存用に使用され、子どもの遊具にも使用されている。
APVMAは2003年から、ヒ素の経皮吸収や経口摂取、木材を焼いたときの吸入等の懸念からCCA処理についてのレビューを開始した。2005年3月に遊び場などの良く接触する構造物へのCCA使用をしないように助言した。このレビューにより7月1日からCCAは規制対象化学物質になった。法により認可された場合にのみ使用できる。
電柱や造園用などには継続して使用できるが、ガーデン用家具やピクニックテーブル、椅子、遊具、手すりなどには使えない。