食品安全情報blog過去記事

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APVMAは農薬とミツバチの健康についての科学をレビューする

APVMA to review science on pesticides and bee health
22 August 2012
http://www.apvma.gov.au/news_media/news/2012/2012-08-22_science_pesticides_bee_health.php
ヨーロッパや米国で殺虫剤がミツバチなどの受粉媒介者の健康に影響する可能性についての懸念がある。特に特定のクラスの殺虫剤、ネオニコチノイドが、ミツバチに致死的ではないが受粉や蜂蜜の生産に影響するかどうかが問題になっている。これらの懸念がオーストラリアの養蜂家にも、ネオニコチノイドはオーストラリアでも使われているので、不安を惹起している。
そこでAPVMAはオーストラリアでのネオニコチノイドの使用がミツバチの健康に他の農薬より大きなリスクがあるかどうか、APVMAの現在の殺虫剤の試験法は適切かどうかについて文献レビューを行う。結果は2013年はじめに発表される予定である。