食品安全情報blog過去記事

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内分泌攪乱化学物質の摂取量は安全

Endocrine chemical intake level safe
August 29, 2012
http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2012/08/20120829_150037.shtml
一般の人々の7つのグループの内分泌攪乱化学物質の食事からの暴露量は健康ガイドラインに比べて低く、有害健康影響はおこりそうにない、と食品安全センターが発表した。
7つのグループの内分泌攪乱化学物質とは有機塩素系農薬、ダイオキシンダイオキシン様PCB、ビスフェノールA、スチレン、フタル酸、有機スズ、ノニルフェノールである。
報告書本文は以下から
http://www.cfs.gov.hk/english/programme/programme_rafs/programme_rafs_fc_01_32_EDC_in_food.html

何かを測定したのではなくて文献のレビュー。
普通こういうのには入らないスチレンが入っているのはカップラーメン騒動の名残。結局スチレンに内分泌攪乱作用は認められない、と結論している。
環境省のいい加減なSPEED’98リストが「内分泌攪乱物質リスト」と認識されて騒がれ、それを根拠にラーメンのカップから環境ホルモンが!と韓国と中国で非常に注目された。)