食品安全情報blog過去記事

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ヘルスカナダの食品からのビスフェノールA暴露評価更新

Health Canada's Updated Assessment of Bisphenol A (BPA) Exposure from Food Sources
September 2012
http://www.hc-sc.gc.ca/fn-an/securit/packag-emball/bpa/bpa_hra-ers-2012-09-eng.php#a3
ヘルスカナダは2008年に食品包装に使用されているBPAのリスク評価を行い、当時一般人の推定一日摂取量Probable Daily Intakes (PDI) 0.18 µg/kg bw/day、乳児は 1.35 µg/kg bw/day としていた。その後いくつかの追加調査を行ってきた。それらの結果から暴露評価を更新し、確率論的暴露評価を行い、一般人の平均0.055 µg/kg bw/dayを導き出した。(年齢や性別の結果は表に記載)
これらの値は2008年の推定値より少なく、全体的根拠を評価すると食品包装への使用による現状のBPAの食事からの暴露は、新生児や乳児を含む一般人の健康リスクとはならないと考えられる。この結論は米国やEU、日本等の他の国の規制機関と一致する。