食品安全情報blog過去記事

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メニューにマイルを表示すると「健康的な選択に役立つ」

Behind the headlines
Miles on menu 'helps healthy choices'
Wednesday December 19 2012
http://www.nhs.uk/news/2012/12December/Pages/Miles-on-menu-helps-healthy-choices.aspx
「意志が弱い?ディナーで食べた分を燃やすのにどれだけ歩かないといけないかを書いたメニューを試してみては」とDaily Mailが書く。この見出しは米国成人を4つの群に分けた研究に基づく。ファストフードのメニューに栄養情報がないもの、カロリー情報だけがあるもの、カロリーとそれを消費するために歩く時間を表示したもの、カロリーとそれを消費するためにどのくらいの距離を歩く必要があるのかを表示したもの。このうち最後の群が最も少ないカロリーのメニューを注文し(826 Cal)、栄養情報のないメニューの群が最もカロリーの多い注文をした(1020)。
この研究は比較的人工的環境(オンラインでファストフードを注文する)での予備的結果であり、実験参加者は痩せたいと思っている米国人中年女性が主であるなどの限界があり、そのまま当てはめられるかどうかは不明である。しかし心理的影響の大きさを示す興味深い研究である。実際の食品購入場面や他の集団でも再現性があるかどうかさらなる研究が必要であろう。