食品安全情報blog過去記事

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GM表示についての消費者の意識

Consumer attitudes to GM labelling
9 January 2013
http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/jan/gm
FSAは遺伝子組換え(GM)食品の表示と「GMフリー」表示の使用についての消費者意識調査の知見を発表した。
主な知見は以下のようなものである
・現在の表示についての消費者の理解は乏しい
・調査対象者は典型的にはGMについての情報や表示を求めていない。自分から食品を購入する際にGMについての情報を探すとした消費者はわずか2%である。
GMを含まないという表示よりGMを含むという表示のほうがわずかに支持率が高かった。
・食品にGMを含まないと表示することはたくさんの期待を産む。例えば「GMフリー」と表示された製品に対してはGM技術を全く使用していないことを期待する。
・調査対象者は一般的に農場でGM飼料が使われていることを知らない。このことを知らされると、通常はGM飼料を与えられた動物由来製品は表示されるべきだと考える。これは先のFSAの研究結果と一致している。
現状
EUの一部の国では「GMフリー」「GMなし」などの表示ができるようになっている。しかしながらそのような規制では低レベルの混入やある種のGM添加物などのような一部のGMの存在は認められている。英国ではそのようなGMが入っていないことを示唆するような表示は認めていない。欧州委員会は現在このようなヨーロッパ域内での国による決まりの違いを一致させるべきかどうか検討している。
EUでは、GMOを含む食品やGMO由来成分を含む食品は表示する義務がある。包装されていない状態で販売されるGM製品については食品のすぐそばにそれがGMであることを示す必要がある。
粉や油やグルコースシロップのような製品はもしそれがGM由来ならGMと表示される。
GM技術を使って製造した製品(例えばGM酵素を使ったチーズ)は表示する義務はない。
GM飼料を与えた動物由来の肉やミルクや卵は表示する必要はない。
報告書本文は以下から
Consumer attitudes to GM labelling
http://www.food.gov.uk/science/research/ssres/foodsafetyss/gm-labelling/