食品安全情報blog過去記事

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牛肉製品のウマやブタDNAについての調査の2回目の更新

Second update on investigation into horse and pig DNA in beef products
18 January 2013
http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/jan/horse-pig-dna
FSAIの調査で名指しされた小売店や加工業者がFSAに追加情報を提供
問題の製品の供給業者についての詳細情報などを提供し、さらなる調査が可能になる。アイルランドと英国の当局は密接に協力しており、Tescoは補足調査を行っている。
これまでの根拠からは消費者への食品安全上のリスクはないことを強調する。ウマ肉が他の肉より安全でないことはない。肉製品は認証された施設から小売店に納入されている。ウマDNAが含まれていたバーガーのフェニルブタゾンを検査したが全て陰性だった。
FSAIが名前をあげた小売店は問題の製品を全て改修したことが確認された。他の主要小売店は調査対象となった供給業者からの製品の販売停止を決定した。FSAはこれらが小売店が消費者の信頼を維持するための適切な対応だと認識している。
アイルランド農業食糧海洋省は昨夜Silvercrest加工工場由来製品のさらなる調査を行ったと発表した。原料7検体を調査し、他のEU加盟国から輸入した1検体からウマDNAが検出された。Silvercrest工場は一時的に全ての生産を停止している。FSAによるYorkshireにあるDalepak工場の調査では特にSilvercrest工場と共通の供給業者があるかどうかを集中的に調査している。
FSAは一連の肉製品の表示と内容が一致しているかどうかについてのサンプリング計画を開始した。