食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

FDA Voice (FDA公式ブログ)

FDAはインフルエンザ商品詐欺師を厳しく取り締まる
FDA Cracks Down on Flu Product Scammers
February 15, 2013
By: Gary Coody, R.Ph.
http://blogs.fda.gov/fdavoice/index.php/2013/02/fda-cracks-down-on-flu-product-scammers-2/
今年のインフルエンザの流行が激しいため詐欺師がインチキインフルエンザ商品を販売している。インターネットの監視によりFDAは多数の未承認製品が違法にインフルエンザの予防や治療効果を宣伝しているのを見つけた。FDAのスタッフがこれらの詐欺製品を見つけると、警告文書を送る。15日の期限内に業者がこれに対応しない場合には製品が押収されたり法の執行機関に通知したりする可能性がある。
先週FDAはインチキインフルエンザ商品を販売している企業に9件の警告文書を送付した。ダイエタリーサプリメントや経口スプレー、ジェネリックタミフルなどを販売している会社であった。
FDAは消費者に対しジェネリックタミフルを販売しているオンライン「薬局」に注意するよう助言する。
特に心配なのは「インフルエンザワクチンの代用品」という詐欺製品を買って認可されたワクチンを接種しないことである。インフルエンザの予防にはワクチン接種が最良である。
病気の流行があるといつでもインチキ製品が現れる。1918年のスペイン風邪の時もインチキレメディが横行した。2009年の新型インフルエンザの時はFDAは100以上の警告文書を発行した。今日、インターネットとソーシャルメディアにより一夜でインチキ製品が現れ疑うことを知らない人々に販売される。FDAは詐欺製品の全てを追跡することはできないので、消費者が虚偽の宣伝をしている未承認製品について知っておく必要がある。製品が疑わしい時には医師や薬剤師などの専門家に相談するように。