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ウマ肉 ヨーロッパ(第6報):コントロール、食品安全、更新

Horsemeat - Europe (06): control, food safety, update
2013-02-2
http://www.promedmail.org/direct.php?id=20130220.1551520
Date: Tue 19 Feb 2013 Source: eFoodAlert [summ., edited]
概要
DNA検査により、オランダを経由したルーマニア産原料を用いてルクセンブルグで加工されたフランス産牛肉製品に相当量のウマ肉が含まれることがわかった。問題の牛肉製品はオーストリア、ベルギー、ブルガリアキプロスチェコデンマーク、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、アイルランド、オランダ、ノルウェーポーランドポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、英国に流通した。フランス当局はフランスの企業Spangheroが、ルクセンブルグのComigelが製造した不純物が混じっている牛肉製品を故意に出荷したと信じていて、Spangheroの衛生証明を停止した。Spangheroの幹部はこの主張を強く否定している。
2013年2月18日にフランスは一時停止の一部を解除し、Spangheroに挽肉やソーセージ、すぐ食べられる食品の製造を許可したが冷凍肉の保管は認めない。
別件でアイルランド産冷凍ビーフバーガーにもウマ肉が検出された。この冷凍ビーフバーガーはオーストリアデンマークフィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリーアイルランド、イタリア、オランダ、スペイン、英国に流通した。英国FSAは2つの施設を捜査し逮捕と押収を行った。この警察の対応はFarmbox Meats (Aberystywth, Wales) と Peter Boddy Slaughterhouse (Todmorden, West Yorkshire).の関与する3番目のウマ肉汚染に関連する可能性がある。両工場の認可は一時停止された。
EU全体の国が「牛肉」または「100%牛肉」と表示された製品中のウマ肉検査を強化すると発表している。