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食品医薬品安全庁、黄砂備え分野の安全管理情報の提供!

食品管理課 2013.03.18
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=56&pageNo=1&seq=19930&cmd=v
食品医薬品安全庁は今年、平年より黄砂が頻繁に発生すると予測されるため、食品保管要領、コンタクトレンズと目薬の使用時の注意事項、黄砂防止用マスクの使用要領等"黄砂準備分野の安全管理情報"を提供する
黄砂は微細砂ほこりに重金属、ウィルス、微生物などを含んでおり、食品汚染の懸念が大きいため、より徹底した食品取扱い及び安全管理が要求される。<食品保管時の注意事項>
梱包されていない果物•野菜とナッツは、プラスチック袋や密閉容器に保管し、おかずなど残った食べ物も蓋をして保存しなければならない。
白菜、大根などキムチの材料は、外部と密閉された場所に保管し、使用前にきれいな水で十分に洗うようにする。
麹、唐辛子など自然乾燥食品は、黄砂によって汚染されないように梱包をしたり、回収して密閉された場所に保管する。<食品摂取時の注意事項>
体中に入った重金属などの有害物質がよく排出することができように水をよく飲む。微細なホコリが原因で重金属などの有害物質の含有量が高くなることがあり、なるべく地下水は飲用しない
梱包されていない果物や野菜は、2分間水に浸した後、流水で30秒間洗って、必要に応じて洗剤(野菜用や果物用)を用いて洗浄する
路上や屋外調理食品は、黄砂汚染の可能性が高いので、なるべく子供たちがべないように指導することが望ましい。<調理注意事項>
調理の前に手をきれいに洗って、鍋、フライパン、スプーンは、使用前に再度洗浄するのがよい。
外部の空気がキッチンに入らないように窓を閉めて調理し、調理された食品は、ふたやラップで包装して保管する。
春には黄砂のためにアレルギー性結膜炎が発生することがあり、目の健康に格別の注意が必要であり、目薬やコンタクトレンズの使用時の注意事項は次のとおりである
(以下コンタクトと目薬について)
黄砂が原因で免疫力が弱い子供や高齢者は、呼吸器疾患が誘発されたり悪化することがあり注意が必要であり、健康な人でも呼吸器疾患の予防のためには黄砂防止用マスクを着用するのがよい。<黄砂防止用マスクの使い方>
医薬部外品に許可された黄砂防止用マスクは、一般的なマスクとは異なり、微細粒子をろ過して、空気が漏れない性能を持っている。黄砂防止用マスクは使い捨てで、洗濯すると形が変形して機能を維持することができず、むしろほこりや細菌に汚染されることがあるので洗濯して再利用してはならない。特に、一部の女性の場合、化粧が落ちることを懸念してタオルやティッシュペーパーなどを重ねた後マスクを使用している場合があるが、密着力の減少により、黄砂防止効果が低下する。
食品医薬品安全庁は、春の黄砂がひどい時は外出をなるべく控え、外出時にはマスクを着用し、外出後に家に戻ってからは必ず顔や手足などをきれいに洗うなど生活習慣を守ることが重要であると呼びかけた。