食品安全情報blog過去記事

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全ヨーロッパ牛製品調査結果発表

Results of Europe-wide beef product survey published
16 April 2013
http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/apr/eu-survey
2月に欧州委員会は全ての加盟国に牛製品のウマDNA存在をチェックするよう要請した。その結果が発表された。
英国ではこの調査で150検体を調べた。これは英国の全国調査に加えて行ったものである。FSAは先週この検査結果を全て欧州委員会に報告した。英国の検体からは1%以上のウマDNAを含むものは発見されなかった。英国の結果は、他の国の結果も併せて欧州委員会のサイトから発表されている。
また加盟国には屠殺場でのフェニルブタゾン検査についての情報提供も求められている。2月11日にFSAは「ポジティブリリースシステム」を導入した。このシステムでは全てのウマ屠体について残留動物用医薬品を検査し、フェニルブタゾンが検出されなかったもののみ出荷される。2月11日から4月4日までの間に、836屠体を検査し14検体からフェニルブタゾンが検出されそれらはフードチェーンに入っていない。