食品安全情報blog過去記事

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CFIAは1000以上の食品について食用色素を検査し、96.2%が基準を守っていることを見いだした

CFIA tests over a thousand samples of selected foods for food colours and finds 96.2 percent compliance
May 28, 2013
http://www.inspection.gc.ca/about-the-cfia/newsroom/news-releases/2013-05-28/eng/1369661528191/1369661537640
CFIAは輸入及び国産の合計1546検体について分析した。パーム油や唐辛子を含む、許可されていない色素を含む可能性のあるものを検査対象にした。1546件中990件からは色素は検出されなかった。498件からは食品医薬品規制に従った色素が検出された。規制違反だったのは58検体で、ヘルスカナダのリスク評価により2011年5月にクラスIIリコールが2件、パーム油とカレーパウダー、発表された。クラスIIリコールは、その製品を食べることにより短期あるいは命に関わらない健康問題が生じる可能性のある場合に発表される。健康なヒトに重大な健康症状が出る可能性は低い。健康被害の報告はない。
報告書本文は以下から請求すれば送ってもらえる
2010-2011 Food Colours in Selected Foods
http://www.inspection.gc.ca/food/chemical-residues-microbiology/chemical-residues/food-colours/eng/1369249939341/1369249996695
違反割合が多かったのはお菓子5.9%、キャンディ4.7%、スパイス3.6%、ソース3.0%、飲料1.9%。