食品安全情報blog過去記事

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脳スキャンが高GI食と食品禁断症を関連づける

Behind the Headlines
Brain scans link high GI diet to food cravings
Thursday June 27 2013
http://www.nhs.uk/news/2013/06June/Pages/brain-scans-link-high-GI-diet-to-food-cravings.aspx
Daily Telegraphが「フライドポテトや白パンは脳の渇望の引き金を引く」と報道した。我々の多くは意志が弱くて、プリングルスの筒からほんの少し食べようと思って気がつくと半分食べている。しかしMail Onlineが言うようにポテトチップやフライドポテトには本当にヘロインやタバコのような依存性があるのか?これらの記事は脳の活動に与える高GI食品や低GI食品の影響を脳スキャンを使って調べたごく小規模の研究に基づく。GIはいろいろな食品の血糖値への影響を示す指標である。GIが高いと血糖値が早く上がる。GIの高い食品はエネルギーに富み、栄養があまり無い傾向がある。研究者らはGIの高い食品を食べた4時間後、脳の「報酬と渇望」に関連する領域の血流量が、低GI食品を食べた後より多いことを発見した。しかしこの研究はたった12人の小規模なものでしっかりした結論を出すことはできない。
健康的でバランスのとれた食生活を維持すべきである。