食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース等

  • 代謝的に健康な女性はBMIに関係なくCVDリスクは同じ

Metabolically healthy women have same CVD risk regardless of BMI
2-Sep-2013
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-09/esoc-mhw083013.php
代謝的に健康な場合は過体重が心臓発作リスクの増加とは関連しない
学会発表。デンマーク健康データベースを用いて2004-2009年に出産した261489人の女性をフォローした研究。平均年齢31才、平均フォローアップ期間は5年

Following a Mediterranean diet not associated with delay to clinical onset of Huntington's disease
2-Sep-2013
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-09/tjnj-fam083013.php
JAMA。まだ

  • カリフォルニアの赤ちゃんが薬物入りの母乳を飲んで死亡

California baby dies after drinking mother’s drug-laced milk
September 2, 2013,
http://www.nydailynews.com/news/national/cops-baby-killed-mom-drug-laced-milk-article-1.1443412
薬物依存の母親の母乳により8ヶ月の男の赤ちゃんが死亡した件について殺人罪が適用。
母親が濫用していたのはXanax, メサドン、鎮痛剤Opana

There's something (potentially dangerous) about molly
By Marina Csomor, Special to CNN September 2, 2013
http://edition.cnn.com/2013/09/02/health/electric-zoo-molly-mdma/
モリーというのはMDMAの結晶または粉末のことで、あらゆるものが混ぜられているエクスタシーと違って純粋なMDMAだとされている。"molecule"に由来する。モリーはミュージックフェスティバルではおびただしい量が使われていて、ついにニューヨークの日曜日のElectric ZooはMDMAによって2人が死亡し少なくとも4人が入院して中止された。
昨年のMiami's Ultra Music Festivalでは迷子の子どものポスターのように「モリーを見かけなかった?」というチラシが散乱した。そしてマドンナがステージにたつと「みんなの中にモリーを見た人はどれくらいいる?」と尋ねると多くの喝采がおこった。後にマドンナは、違法薬物のことではなく歌のことを言ったとしている。
多くの人がこの薬物を知っているようだが実際には何なのか、どのくらい使われているのかは不明である

Cancer study backs NZ veterans' fears
Tuesday Sep 3, 2013
http://www.nzherald.co.nz/lifestyle/news/article.cfm?c_id=6&objectid=11118444
オタゴ大学David McBride 准教授らによるベトナム戦争に従軍した2700人の1998-2007年の死亡及びがんの率についての研究がBMJ Openに発表
急性リンパ性白血病の発症率が平均的国民の2倍、頭部・首・口・喉のがんによる死亡率が国民の2倍。すべてのがんの頻度は6%高いかもしれないが規模が小さいので確かではない。一方で全ての原因による死亡率は退役軍人の方が一般人より低い。
まだ出ていないようだ
http://bmjopen.bmj.com/

  • カフェインが予期せぬところに入っている

Caffeine cropping up where it is least expected
Sept. 3, 2013
http://www.camdenadvertiser.com.au/story/1748758/caffeine-cropping-up-where-it-is-least-expected/?cs=1184
オーストラリアとニュージーランド政府の求めに応じて準備された報告によると、この10年でカフェが増えエネルギードリンクの販売が増加し、我々のカフェイン摂取量が警告すべき速度で増加している。オーストラリア人はカフェで年間10億杯、自宅で40億杯のコーヒーを飲んでいるが、一方エネルギードリンクの摂取量は2001年の3450万Lから2010年の1億5560万Lと急増している。さらにチョコレートやマフィンや朝食シリアルなどで驚くべき高濃度のカフェインを含む食品も増えている。
オーストラリア・ニュージーランド健康ワーキンググループの報告書は火曜日に発表される。
公式発表はまだかな
Caffeine
http://www.foodstandards.gov.au/consumer/whatsin/caffeine/Pages/default.aspx