Occasional excess of nitrite from foods
13.12.2013
http://www.evira.fi/portal/en/food/current+issues/?bid=3743
フィンランド食品安全局Eviraの行った研究で、フィンランドにおける食品と生活用水からの亜硝酸塩の摂取は3歳児の約14%と6歳児の約11%で一日摂取許容量を超えていることが分かった。ソーセージ料理は最も大きな亜硝酸塩源だった。小さな子供たちの健康への悪影響の可能性は排除されなくてはならない。だが、たまに過剰摂取することより長期的な平均一日摂取量のほうが重要である。
- 子供たちのハムとソーセージの適量摂取
Moderation in consumption of cold cuts and sausages by children
13.12.2013
http://www.evira.fi/portal/en/food/current+issues/?bid=3744
フィンランド食品安全局Evira、フィンランド国立保健福祉研究所、フィンランド国立栄養会議は、1歳以下の子供は亜硝酸塩を含むのでハムやソーセージを全く食べるべきではないと勧告した。1~2歳児は調理ソーセージを週に一食以上食べるべきではなく、ハムは時々にする。3~6歳児もハムとソーセージの消費を控えめにするべきである。一方、果物と野菜の栄養上の利益は、バランスのとれた食べ方をしていれば硝酸塩の潜在的なリスクを凌ぐ。だが、硝酸の多い野菜は1歳以下の子供に与えるべきではない。
フィンランド食品安全局Eviraは多様な食品と生活用水による1、3、6歳児と25〜74歳の大人の硝酸塩と亜硝酸塩の暴露を調査した。
フィンランド人にとって亜硝酸塩の最大の暴露源はソーセージである。硝酸塩と亜硝酸塩は食中毒の原因となる微生物の成長を妨げる食品添加物として使用される。食品と生活用水からの亜硝酸塩の暴露はフィンランドでは成人の約0.2%、3歳児の約14%、6歳児の11% でADIを超えることがわかった。常にADIを超える長期間暴露は、暴露量が増えるにつれ健康リスクの可能性も増加する。一般的に果物と野菜を食べることの栄養上の利益は硝酸塩による損失を超える。2008年に欧州食品安全機関(EFSA)は、果物と野菜を食べることによる健康上の利益は、たまに硝酸塩のADIを超過することによる不利益より大きいとした。
就学年齢の子供たちのソーセージやハム、硝酸を多く含む野菜を食べることに関しては、与えないあるいは量を限るように勧告を出している。
硝酸を多く含む野菜:ほうれん草、レッドビート、青梗菜やロケットなどの各種サラダ菜、ハーブ、キャベツ、コールラビ、カボチャ、ラディッシュ、セロリ、フェンネル、スプラウト、根菜ジュース