食品安全情報blog過去記事

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グリホサート:ある種の補助剤については注意が必要だがこれまで考えられていたほど有毒ではない

Glyphosate: no more poisonous than previously assumed, although a critical view should be taken of certain co-formulants
20.01.2014
http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2014/03/glyphosate__no_more_poisonous_than_previously_assumed__although_a_critical_view_should_be_taken_of_certain_co_formulants-188898.html
グリホサートを含む農薬の健康影響再評価に関するBfRシンポジウム
グリホサートを含む農薬による健康リスク評価について議論があることからドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は2014年1月20日にベルリンの国際刑事裁判所ICC)科学討論会を計画している。EUの有効成分テストの一部として、BfRはグリホサートに関する健康リスクを再評価している。有効成分の最初の一連のテストに含まれる資料に加え、1000以上の新しい研究を評価した。これらの新しい研究は、グリホサートが発がん性や胚への有害影響や実験動物の生殖作用に毒性があることを示唆していない。「このデータは有効成分の規制値では重大な変化がないことを保証する」とAndreas Hensel教授は述べた。「だが、ある種のグリホサートを含む農薬の毒性は、有効成分より毒性の高い補助剤によることが評価された多量の文献によって示唆される。」そのような補助剤の例はポリオールエステルのグループ―牛脂アミンである。BfRは報告書に牛脂アミンの毒性評価を含めた。