食品安全情報blog過去記事

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妊娠食の少量飲酒は「赤ちゃんを傷つける」

Behind the Headlines
Low-level drinking in early pregnancy 'harms baby'
Tuesday March 11 2014
http://www.nhs.uk/news/2014/03March/Pages/Low-level-drinking-in-early-pregnancy-can-harm-your-baby.aspx
妊娠中の飲酒によるリスクを報道するいくつかの媒体のうちIndependentは「妊娠初期の飲酒はたとえ少量でも赤ちゃんを傷つける可能性を増やす」と報道した。この研究は18-45才の1303人の妊婦で、12週までに週に2ユニット以下の飲酒でも早産を含む合併症のリスクが高いことを見いだした。個人レベルでのリスクは低いもの、妊娠の最初の3ヶ月は最も感受性が高いと結論している。著者はお酒は完全に断つというメッセージの必要性を強調している。しかしながら現時点で政府の妊娠中の飲酒に関する助言が変更されるかどうかは定かではない。保健省は妊娠女性や妊娠を望む女性には完全断酒を勧めている。飲むのであれば週に1-2回、1-2ユニット以下にして決して酔ってはならないとしている。NICEも妊娠を望む女性や妊娠の最初の3ヶ月についてははアルコールを飲んではならないと薦めている。