食品安全情報blog過去記事

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欧州科学物質庁はビスフェノールAを生殖に有害とより厳格な分類にするANSESの提案を採用

ECHA adopts ANSES's proposal for a tougher classification of bisphenol A as toxic for reproduction
25/03/2014
http://www.anses.fr/en/content/echa-adopts-ansess-proposal-tougher-classification-bisphenol-toxic-reproduction
ビスフェノールA(BPA)はプラスチック工業で50年以上使用されている合成物質である。ビスフェノールAの使用と健康影響に関してANSESが2011年9月と2013年4月に行った研究により、食品と接触する物質には代用品を使うことでヒトのBPA暴露量を減らすことが推奨された。欧州レベルでは、REACh規制との関連で、ANSESが2012年9月に生殖毒性物質としてビスフェノールAをより厳しく分類することを提案した。欧州科学物質庁(ECHA)のリスク評価委員会(RAC)はそのフランスの提案を採用した。従って、より厳重な規制措置が適用されるだろう。