食品安全情報blog過去記事

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ニュースレター

  • Environmental Factor

April 2014
http://www.niehs.nih.gov/news/newsletter/2014/4/
ヒ素研究ワークショップ コメのヒ素を減らす方法、作用機序、早期暴露による後期影響、エピジェネティクスなど。
ダライラマの訪問 (こういうの好きだよね)
・1950年代のオンタリオ湖での謎のマスの消失がダイオキシンによるという仮説

  • National Toxicology Program Update

April 2014
http://ntp.niehs.nih.gov/ntp/pressctr/ntp_news/2014/update_april2014_508.pdf
SOTやセミナーの報告等
リスクの不確実性のコミュニケーションを探るセミナー
心理学専攻のDavid Budescu博士
環境化学物質暴露による健康影響上の懸念について、NTPは「懸念レベル」として表明しているがこれは定量的というより説話的なもので混乱を招くことがある。たとえば「幾分かの懸念があるsome concern」と「懸念があるconcern」の区別ができるか?言葉で説明するだけでなく数字と一緒に提示する−たとえば「極めてありそうvery likely(確率90%以上)」というような−ことはより良い理解につながるかもしれない。言葉はその意味する数字の表を提供した場合でも読者によって相当幅広く解釈される。(ここで重要なのは脚注のような形ではなく言葉のすぐそばにあること。言葉はあまりにも人により解釈が違いすぎる)