食品安全情報blog過去記事

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英国の肥満は10のがんをさらに増加させている?

Behind the headlines
Is UK obesity fuelling an increase in 10 cancers?
Thursday August 14 2014
http://www.nhs.uk/news/2014/08August/Pages/obesity-linked-with-12000-cancers-every-year.aspx
BBCニュースが「肥満や過体重は最もよくある10のがんになるリスクを増やす」と報道した。このニュースは500万人以上の英国の医療記録情報を用いてBMIと22種類のがんとの関連を調べた研究に基づく。BMIの増加はいくつかのがんのリスク増加と関連し、一部の関連は直線的ではない。また一部の関連は性や閉経などのような個人状況に依存するようだ。研究者らは子宮がんの41%、胆嚢、腎臓、肝臓、大腸がんの10%以上が過剰な体重によると推定した。一方でBMIの増加は前立腺や閉経前の乳がんなどの一部のがんではリスク減少と関連した。研究者らはBMIががんリスクと関連することを示唆しているがこの研究では肥満が直接がんリスクを増減するのかどうかを示すことはできない。またがんリスクに関連する全ての要因を考慮するのは不可能である。
しかしながら健康体重の維持はがんリスク削減以外にもメリットが証明されている。いつものように、健康体重維持にはバランスのとれた食生活と運動が最良の方法である。