食品安全情報blog過去記事

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EPAは3つの最終化学物質リスク評価を発表/EPAは塗料剥離剤に使用される化合物に健康上の懸念を同定

EPA Releases Three Final Chemical Risk Assessments / Agency identifies health concern from chemical used in paint strippers
08/28/2014
http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/0/9B8C8609521A27BC85257D420059DA44
EPAはよく使われる家庭用製品に含まれる3つの化合物の最終リスク評価を発表した。ペンキ剥離用製品に広く使用されているジクロロメタン(DCM)は、製品を使用する労働者や消費者、そしてそれが使われている労働環境のそばにいる人や住人に健康リスクとなることが示された。そのためこの懸念に対応する選択肢を決定する作業を開始している。
他の2化合物、三酸化アンチモン(ハロゲン化難燃剤の共力剤)と1,3,4,6,7,8-ヘキサヒドロ-4,6,6,7,8,8,-ヘキサメチルシクロペンタ-[ã]-2-ベンゾピラン (HHCB)(香料成分)については懸念とはならない。
各化合物の評価書等は以下から
Assessments for TSCA Work Plan Chemicals
http://www.epa.gov/oppt/existingchemicals/pubs/riskassess.html