食品安全情報blog過去記事

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スカートサイズが増えると乳がんリスクが増える

Behind the headlines
Skirt size increase ups breast cancer risk
Thursday September 25 2014
http://www.nhs.uk/news/2014/09September/Pages/Skirt-size-increases-ups-breast-cancer-risk.aspx
BBCニュースが「スカートサイズの増加は乳がんリスクと関連する」と報道した。この話は約93000人の閉経後の女性に20代の頃と比べたスカートのサイズ変化が乳がんリスクの増加と関連するかどうかを調べた英国の研究に基づく。10年ごとにスカートのサイズが増えることは閉経後の乳がん発症リスクの33%増加と関連することがわかった。例えば、25才の時のサイズが8だった人は65才で16である。乳がん発症の最初のリスクが小さいことを強調しておくことが重要である。この研究では乳がんになった女性は1.2%である。
この大規模研究はスカートのサイズを体幹部の肥満の近似指標として用いている。過体重や肥満はいくつかのがんのリスク要因として知られているがこの研究ではウエストが大きくなることが乳がんリスク増加の独立指標になる可能性を示唆した。良い知らせは、この「スカートサイズ効果」は可逆的であるようだということで、ウエストサイズが減ると乳がんリスクが減るようだ。
(英国の8は日本の64cm、16は99cmくらいだって)