食品安全情報blog過去記事

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  • Vivienne Westwoodの「食べる量を減らせ」騒動はさらに厄介なものに

Huffington Post UK
Vivienne Westwood 'Eat Less' Row Gets Even More Awkward
13/11/2014  By Charlotte Meredith
http://www.huffingtonpost.co.uk/2014/11/13/vivienne-westwood_n_6150924.html
大富豪のファッションデザイナーVivienne Westwoodが11月12日のGM食品についての議論のなかで、オーガニック食品を食べる余裕のない貧しい人は「食べる量を減らせ」と話したことについて、Huffington Post UKの取材に対してそのようなことは言っていないと否定したが録音されたものは彼女の言い分とは矛盾する。
BBC Radio 5のインタビュアーが「誰もがオーガニック食品を食べられるわけではない」と指摘した時に彼女は「Eat less!」と答えたのだ。Huffington Postの取材には「私は肉を食べる量を減らせと言った」としているがBBCのレポーターDino SofosはHuffington Postに対してその言い訳は録音とは違うと指摘している。肉の話なんかしていない、と。
さらにデイムWestwoodは今日別の声明を発表した。「私が飢えに苦しんでいる人たちのことを心配していないなどと考えられたら困る、私は全く反対で、いつも人権のために活動してきた」と。
(以下実際の録音等あり)
デイムWestwoodはこれまで菜食主義になれば身体障害が治ると主張してきた。車いすの人が肉を食べなかったら治ったと主張し彼女の指のリューマチも治ったという。
しかし障害者団体は彼女の主張に根拠がないとしている。

  • 子どものがん治療は虐待ではない

Treating a child’s cancer is not an abuse
André Picard
The Globe and Mail
Published Monday, Nov. 17 2014
http://www.theglobeandmail.com/globe-debate/treating-a-childs-cancer-is-not-an-abuse/article21614519/?cmpid=rss1
11才の少女が死のうとしている。二人目も続く。あと何人?誰がこれを勝利と呼べるのか?
金曜日にオンタリオ最高裁判事Gethin Edwardが白血病の子どもの化学療法を再開したいというMcMaster子ども病院の請願を却下した。治療すれば治る見込みが高く、治療しなければ生存可能性はない。判事は彼女の先住民としての地位により、彼女の母親は化学療法を拒否して「伝統医療」を追求する権利がある。この判決が先住民のための法的勝利だと賞賛されている。
もし同じようなことが先住民ではない市民で報告された場合、裁判所は速やかに介入して治療を受けさせるだろう。しかしこの事例では裁判所は先住民の権利が子どもの生命や自由や安全保証より上位だと判断した。

  • 保健当局はエネルギードリンクを子どもに販売するのを禁止する方法を探している

torontosun
Health officials to look at banning energy drinks for kids
November 17, 2014
http://www.torontosun.com/2014/11/17/energy-drinks-suicide-prevention-policy-on-board-of-health-agenda
トロント保健委員会がDavid McKeown博士にどうすれば18才以下がカフェイン入り飲料を購入できないようにできるかを研究するよう依頼した。

  • オーストラリアの少女が18才才の誕生日に95%アルコールショットを飲んで死亡

Aussie teen dies on 18th drinking 95% alcohol shots
Jon Stone | 18th Nov 2014
http://www.coolum-news.com.au/news/aussie-teen-dies-18th-drinking-95-alcohol-shots/2456473/
Nicole Bicknellは男性の友人からすすめられたポーランドの精留スピリットSpirytus Rektyfikowanyを数杯飲んで倒れ死亡した。少女の祖母は地元紙に「何故こんな強いお酒が販売されているのかわからない。こんなものは全豪で禁止すべき」と語っている。母親は2年前にオーストラリア医師会が販売禁止を呼びかけたにも関わらず禁止されていないことに怒っている。