食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

ヒアリ(火蟻)のコントロールに毒ガエルの化合物を使う

ARS
Using Poison-Frog Compounds to Control Fire Ants
December 2, 2014
http://www.ars.usda.gov/is/pr/2014/141202.htm
外来のヒアリは作物に被害を与え小動物に甚大な被害を与え家畜やヒトに痛みを与える。ARSの研究者らは中央アメリカ原産の毒ガエルOophaga pumilioの皮膚のアルカロイドヒアリの身体の自由を奪うのに効果的であることを見いだした。さらに毒ガエルアルカロイド、プミリオトキシン251Dは黄熱病を媒介する蚊に有効である
カエルはアルカロイドを自分で合成するのではなく蟻やダニや他の節足動物などを食べてそれを皮膚にため込む。