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ANSESの科学会議:ミツバチの健康に向けた一日のイベント

ANSES's Scientific Conference: a one-day event devoted to bee health
03/12/2014
https://www.anses.fr/en/content/ansess-scientific-conference-one-day-event-devoted-bee-health
ANSESは2014年12月9日(火)にミツバチの健康に関する一日限りの科学会議イベントを開催する。ソフィア-アンティポリス検査機関(ミツバチの健康のための欧州連合リファレンス検査機関)による欧州のミツバチコロニーの死亡率の監視を行うEPILOBEE計画のコーディネーターであるANSESは、環境と動物の健康懸念の両方を含む、この象徴的で学際術的なテーマを研究するためにフランスや欧州全体から専門家、関係者、科学者を招待する。
この科学会議はミツバチとその他の受粉昆虫の健康調査の最新の成果を評価する機会となるだろう。この一日限りのイベントはANSESのソフィア-アンティポリス検査機関がコーディネートし、欧州委員会が資金提供する大規模EPILOBEE欧州調査の結果の紹介で始まる。その計画に参加するハンガリーの研究者による研究や、イタリアのミツバチコロニーに寄生するハチノスムクゲケシキスイ(Aethina tumida)の近年の出現についての発表に興味が集まっている。
EPILOBEEの活動の最初の二年間は、ミツバチコロニーの死亡率レベルと病原体の存在に関してデータを集めた。この目的は欧州レベルで入手できるコロニーの損失に関する初の数値データを作ることと、ミツバチの健康を評価することである。
だが、生物学的化学的両方の多様な要因がミツバチコロニーの崩壊の原因であることが明確に示された。
(イベント詳細はフランス語のみ)