食品安全情報blog過去記事

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肥満には異なる6種類があると研究が主張する

Behind the headlines
There are six different types of obesity, study argues
Monday April 20 2015
http://www.nhs.uk/news/2015/04April/Pages/There-are-six-different-types-of-obesity-study-argues.aspx
The Independentが「研究者が肥満の6つのタイプを同定した」と報道した。各タイプ別の肥満治療が役にたつだろうと主張する。
この研究はYorkshire健康研究参加者の4000人以上の肥満成人のデータを調べたものである。肥満を健康やライフスタイル上の特徴によって分類できるかどうかを調べた。その結果6つのクラスターを報告した。
・若い健康な女性−肥満であるが肥満に関連する2型糖尿病などの合併症が少ない
・飲酒の多い男性―同上であるが飲酒量が多い
・不幸で不安な中年―精神衛生と健康状態が良くない主に女性
・豊かで健康な高齢者−一般的に健康状態はよいが飲酒量が多く血圧が高い
・身体的には病気であるが幸福な高齢者―骨粗鬆症などの慢性疾患を抱えてはいるが精神状態はよい高齢者
・最も健康状態が悪いー経済状態が悪く慢性疾患が多い
この研究では肥満のサブグループを認識してより効果的介入をすることを示唆している。この研究はこの仮説を証明するものではないがさらなる研究に値するだろう。