食品安全情報blog過去記事

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少量を頻繁に食べることは「ダイエットにとって回数を減らすより良くはない」

Behind the headlines
Eating little and often 'no better for dieters than fewer feasts'
Friday May 8 2015
http://www.nhs.uk/news/2015/05May/Pages/eating-little-and-often-no-better-for-dieters-than-fewer-feasts.aspx
Mirrorが「Jennifer Anistonのように少量を頻繁に食べることが減量に役立つ」と報道し、一方Mail Onlineは「1日3食を忘れなさい、少量6回のほうがウエストラインには良い」と薦める。しかし食べる回数を変える前に、この主張は小さな研究に基づきメディアが誇大に拡大解釈して宣伝している。実際には食べる回数にかかわらず女性達は同じ量の体重が減った。この研究では11人の肥満女性が同じ低カロリーの食事を1日2回または6回で食べたところほぼ同じ程度減量した。脂肪以外の体重は1日6回食べたほうが良く残っていたが著者らはこのことからしっかりした結論は出せないと警告している。全体としてはこの研究は小規模すぎてどちらがいいのかを証明できない。重要なのはあなたが続けられる方法を選ぶことである。