食品安全情報blog過去記事

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FDAは新しいサンプリングについてのリソースを発表

FDA Announces New Resource on Sampling
November 23, 2015
http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm473988.htm
FDAは食品安全のためのサンプリング計画について情報を共有するための新しいウェブリソースを発表し、現在開発中のよりしっかりしたサーベイランスサンプリングアプローチについての情報を投稿した。さらに2016会計年度ではこの計画を用いてキュウリと唐辛子をサンプリングする。FDAは収集する/検査する検体の総数、収集日、検体の種類、陽性だった検体から検出された病原体などの検査結果に関する情報をウェブに投稿する予定である。
FDAは新しいサンプリング方法を2014年から開発し始めた。最初の年はスプラウト、生鮮アボカド、未殺菌乳チーズ(60日熟成)を対象にした。最近完了したサーベイランスサンプリングについてのデータは将来公表する。サーベイランスサンプリングの目的は汚染された製品が消費者のところに届かないようにすることとハザードについてのより良い理解を促進することである。
食中毒が発生してから対応するだけではなく、問題が起こる前に予防するのがFDAの食品安全近代化法の中核である。予防のためのシステムを開発するためにはFDAや業界は、汚染を予防すべきハザードの同定に役立つデータやその他の情報が必要である。
サンプリング
Sampling
http://www.fda.gov/Food/ComplianceEnforcement/Sampling/ucm20041972.htm

(微生物の話ではあるが検査の考え方自体は化学物質でも同じ)