食品安全情報blog過去記事

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その他

  • 飲み込みやすい錠剤

An Easy Pill to Swallow
By Sonia Fernandez Wednesday, November 18, 2015
http://www.news.ucsb.edu/2015/016167/easy-pill-swallow
UCサンタバーバラの開発したインスリン錠剤は糖尿病治療の新しい形への最初の期待
新しいドラッグデリバリーテクノロジーを用いて、近い将来糖尿病患者が注射無しでインスリンを摂れるかもしれない。胃酸に耐える腸溶カプセルと、小腸粘膜に結合するポリマーパッチに負荷したインスリンと、透過エンハンサーの組み合わせでインスリンを血中に配送できた。アメリカ薬学会年次会合で発表。
インスリン投与させず糖尿病男児死亡 殺人容疑で逮捕というニュースがあったけれど。こういう技術開発は派手ではないけれど確実に役にたつのに。ついでに高分子を口から体内に入れるのはとても大変なのに健康食品の世界では無視されてる。)

  • KINDがFDAに「ヘルシー」の再定義を要求

KIND Urges FDA to Redefine ‘Healthy’
December 1, 2015
http://www.cspnet.com/category-news/snacks-candy/articles/kind-urges-fda-redefine-healthy
スナックバーメーカーのKINDがFDAに栄養成分に関して「ヘルシー」という用語を用いる場合の規制を更新するよう市民請願を行った。FDAは現在1食あたり総脂肪3g以下飽和脂肪1g以下のものでないと「ヘルシー」という言葉を使うことを認めていない。肉や魚についてはそれぞれ5g及び2g以下。このためナッツやアボカドやサーモン、オリーブなどは「ヘルシー」と表示できない。

  • 如何にして「クリーンな食生活」があなたを病気にするか

How 'clean eating' can make you sick
By India Sturgis Wednesday Dec 2, 2015
http://www.nzherald.co.nz/lifestyle/news/article.cfm?c_id=6&objectid=11554706
極端に「クリーン」な食事と完璧な身体への強迫観念が人生をダメにする
Carrie Armstrongが「クリーン」な食事という強迫観念に取り憑かれはじめたきっかけは、しばしそうであるように、良いことをしようとして、だった。8年前ウイルスに感染して寝たきりになり、医師は医学にできることはあまりないと言った。そこで自然治癒を早くするために彼女はいろいろな代替療法や身体にいい食事をオンラインで探し始めた。「私は何年も食生活が悪かったせいで病気になったのだと考えた」と35才のスポーツプレゼンターは言う。「それから肉と砂糖をやめそして炭水化物をやめた。」Armstrongは完全菜食主義になりそれから生(なま)食の菜食主義になった。全ての動物由来食品と調理されたものは一切食べなくなった。18ヶ月で体重は70kgから40kgになり生理が止まり「デトックスとクレンジング」が完全に強迫行動になった。一時はオーガニックメロンしか食べなかった。「私が何かを止めると誰かが−栄養士や友人など−私に間違っていると語った。私は痩せたかったわけではなくてヒーリングとピュアに関心があった。もし何か「悪い」と思うものを食べるとストレスになった。」Armstrongの事例は「正しい食事病」の典型例である。
Instagramではオルトレキシアのハッシュタグで約70000の投稿がある。摂食障害について活動しているBeatによると最近の流行が減量から「完璧な身体」にシフトしてきている。Armstrongは友人からの指摘で病的であることに気がついた。
女性だけではなく男性もこの病気になる。Kevin Gianni 36才は友人から紹介されてローフード・ビーガンになった。しかし12か月後ベッドからおきられなくなり医者に行ってまるで85才の老人のようなプレグネノロン濃度だと言われた。
健康になろうとするのはいいことだが、「何事もほどほどに」