食品安全情報blog過去記事

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シガトキシン食中毒との闘い―欧州の科学者は協力する

Fighting ciguatoxin food poisoning – European scientists join forces
20 April 2016
http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/160420a
6加盟国とEFSAなどの13団体を含むシガトキシン食中毒に関する協力計画が形となった。スペインの代表者とEFSAは欧州のシガテラ食中毒のリスク特性解析についての4年計画を実行するために、2016年4月19日にパートナーシップ協定の枠組みにサインした。
シガトキシンは毒素を生産する微生物を餌とする魚にみられる。毒化した魚を食べた消費者は胃腸や神経への影響を含む広範な症状で苦しむことがある。
2008年以降、スペインとポルトガルカナリア諸島マデイラ諸島シガトキシン食中毒の発生を報告している。新しい知見では地中海でその微生物が拡大していることを示唆している。
EFSAの助言フォーラムでスペインを代表するAna Canals氏とポルトガルの経済食品安全機関(ASAE)のFelipa Melo Vasconcelos氏がその同意を説明した動画を提供。