食品安全情報blog過去記事

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JMPR要約報告書

JOINT FAO/WHO MEETING ON PESTICIDE RESIDUES
Geneva, 9–13 May 2016
SUMMARY REPORT
Issued 16 May 2016
http://www.who.int/foodsafety/jmprsummary2016.pdf?ua=1
ダイアジノン ADI 0–0.003 mg/kg body weight  ARfD 0.03 mg/kg body weight
グリホサート
遺伝毒性無し、発がん性なし ADI 0–1 mg/kg body weightでARfDは必要なし
マラチオン ADI 0–0.3 mg/kg body weight  ARfD 2 mg/kg body weight.
他に遺伝毒性試験と疫学的根拠のリスク評価での評価方法について特に記述している

  • FAQ

Frequently asked questions
JMPR secretariat
16 May 2016
http://www.who.int/foodsafety/faq/en/
あとで

  • グリホサートはヒトリスクになりそうにない、国連/WHOの研究が言う

Glyphosate unlikely to pose risk to humans, UN/WHO study says
Arthur Neslen Monday 16 May 2016
http://www.theguardian.com/environment/2016/may/16/glyphosate-unlikely-to-pose-risk-to-humans-unwho-study-says
JMPRの2日間の会合の後、グリホサートは健康への害はないと判断された
この知見はIARCと矛盾する。FAOの上級政務官Harry van der Wulpは、最新の解析が最も包括的なものであるが、この問題について最終とはならないだろう、という。
この結論は食事から摂ったときに関するもので、これは非常に重要である。我々の責務は食事由来の暴露である。職業暴露についてはそこまで明確ではない。