食品安全情報blog過去記事

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炎天下、異物の発生に注意してください!

食品管理総括課 2016-07-13
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=32539&cmd=v
食品医薬品安全処長は気温と湿度が上がると食品の異物発生可能性が高くなるので食品の保管・管理・摂取に格別の注意が必要であると発表した。
○ 最近5年間(’11~’15)総異物申告件数32,902件中異物種類別では虫とかび異物申告件数がそれぞれ12,343件(37.5%)、3,182件(9.7%)で一番多く、7月以後急激に増加する。
虫異物は8月が1,435件(11.6%)、9月が1,518件(12.3%)、10月が1,652件(13.4%)、11月が1,400件(11.3%)で最近5年間申告された計12,343件中8~11月申告件が6,005件(48.7%)を占めた。
かび異物は7月が363件(11.4%)、8月が374件(11.8%)、9月が365件(11.5%)、10月が367件(11.5%)で最近5年間申告された計3,182件中7~10月申告件が1,469件(46.2%)を占めた。
消費者が食品を購入して摂取するまでに虫やかび異物を予防するための方法は次のようである。 <虫異物予防の要領>
○虫異物は麺類(2,791件、22.6%)、コーヒー(1,893件、15.3%)、シリアル類(1,118件、9.1%)、お菓子類(1,062件、8.6%)などでたくさん発見された。
○ 虫異物の中でも米虫は主に暗い壁面や段ボールボックス隙間などにたくさん棲息して、幼虫(青虫)は包装紙を破って製品内に侵入することができるので食品保管に特に留意しなければならない。
食品は暗く湿気のある場所に保管せずに、流通期限の過ぎた製品は廃棄する。
・シリアルなど何回分けて食べる製品は固く密封したり密閉容器は床から離れた所に保管する。
・オンライン取り引きや宅配などで送られた製品は受けとったら直ちに包装を除去する。<かび異物予防の要領>
○かび異物は飲み物類(706件、22.2%)、パンや餅類(535件、16.8%)、麺類(282件、8.9%)、即席料理食品(275件、8.6%)などでたくさん発見された。
○ かびは主に流通中に包装が破損されたり冷凍・冷蔵製品を封切りした状態で室温で長期間保管する場合発生する。
かびが発生しやすい飲み物類やパン類は開封後すぐたべる。
餅類や麺類、即席ご飯などの食品を購入する時は料理の前に包装紙が破れたり穴があいてないかよく察して、開封後残った製品は空気に接触しないように密封して冷蔵または冷凍保管する。
□ 食薬処は消費者が異物を見つけて不正・不良食品申告センター(1399)に届ける場合正確な調査のために申告製品と該当の異物を必ず調査公務員に引き継いでくれることを頼んだ。
また虫とかび異物による消費者被害を予防するために食品製造会社に包装方法改善などを継続的に誘導する計画である。