食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

その他

  • 10月禁酒

Sober October
https://west.soberoctober.ca/
カナダがん学会が飲酒とがんについて啓発する
10月の一ヶ月間禁酒を誓うことでお金を節約し摂取カロリーを減らしがんリスクを減らす

  • あなたはカロリー計算を信じられる?

Can You Trust Calorie Counts?
by Jeanine Barone | September 30, 2016
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/nutrition/article/can-you-trust-calorie-counts
ダイエット法としてのカロリー計算は最近人気がないが、体重を気にする人たちのほとんどはある程度の計算はしている。つまり食品表示やレストランのメニューのカロリーを比べてみたりしている。しかしそれらが不正確だったら?
FDA食品表示のカロリーの正確さについては前後20%と大きな余裕を認めている。つまりもし200カロリーと表示されている製品があったらそれは160から240カロリーのどこかである。さらにFDAは表示の正確性を系統的に監視していない。表示が正確かどうかは企業の責任である。
数字はどこから?
企業はカロリーをどう計算するのか?理論的には製品のカロリーを実験室で計る。しかし多くの場合企業は各種成分の標準栄養データベースの値を足しただけである。
ではカロリーはどのくらい正確?
通常表示されているカロリーは実際より少し少ないが時に大きく少ない。いくつかの知見を紹介しよう(論文紹介、略)
それによる我々への影響は?
多くの食品の表示はカロリーを過小に表示しているとみなすのが安全である。多くの場合食べる量が表示より大きい。研究からは一般的にはナショナルブランドの製品のほうが地元の小さい会社の製品より正確である。しかし多くの人にとって表示されているカロリーの不正確さはあまり問題ではない、そもそも自分に必要なカロリーがいくつなのかを知らないので。しかしそれでも商品のカロリーを比較することには意味がある。
自分で料理する人の場合は多くの場合栄養表示はないので問題にならない。数字だけでのカロリー計算で減量するのは難しい。むしろどのくらい食べるとお腹が一杯になるのか注意しながら思慮深い食生活をした方が良いだろう。