食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

保健省はニューヨーク市の2014年暴飲データを発表

Health Department Releases 2014 Data on Binge Drinking in New York City
October 11, 2016
http://www1.nyc.gov/site/doh/about/press/pr2016/pr082-16.page
データは暴飲する人は他の健康にリスクのある行動もすることを示す
保健省の発表した「2014年ニューヨーク市成人の暴飲とそれに伴う健康に関連する行動」によると54%の成人は飲酒を報告し、そのうち29%は暴飲する。飲酒者とは過去30日以内に少なくとも1杯のアルコール飲料を飲んだ人のことで、暴飲は過去30日以内に男性では一度に5杯以上、女性は4杯以上飲んだ人のことである。これまでの研究では暴飲はリスクの高い性的行動、喫煙、薬物誤用、自動車事故に関連することが示されている。このデータでは暴飲とその他の健康関連行動、医療へのアクセスを含む、を評価している。
NYCの暴飲者は暴飲しない人に比べて、喫煙者である可能性が高く、医療保険に入っていない可能性が高く、予防のために歯医者に通う可能性が低く、かかりつけ医がいない可能性が高い。
過剰飲酒を減らすために、時間配分を自分で決め、飲む前に食べ、いくら飲んだか注意し、アルコールと水を交互に飲み、医師に相談し、友人が暴飲者なら減らすよう薦めよう。
Epi Data Brief
http://www1.nyc.gov/assets/doh/downloads/pdf/epi/databrief77.pdf