- 安全上の懸念が期待されたがん治療法を挫折させる
Natureニュース
Safety concerns blight promising cancer therapy
Heidi Ledford 12 October 2016
http://www.nature.com/news/safety-concerns-blight-promising-cancer-therapy-1.20763
最初のT細胞療法が米国での承認間近となり研究者らはより毒性の低い代替法を作ろうと競う
T細胞を使った画期的ながんの治療法が前例のない臨床試験での成功と投資家の熱狂に押されて規制機関に突進していった。しかしこのCAR-Tと呼ばれる治療法が前進して行くにつれその毒性が歩みを遅くした：臨床試験で何例かの死亡が報告された。最初の企業がFDAに申請しようとしているものの、研究者らはより安全なT細胞を作ろうと必死である。より多くの人に適用を拡大するにはそれが必須だからである。現時点では他のあらゆる方法が失敗した人にしか使えない。
（免疫細胞療法ってインチキ病院がたくさんやってる。効果がないとわかっててやってるわけで本当に「効く」ものは毒性も高い。メディアや投資家の称賛するものが本当に薬になる率より、患者さんを騙すのに使われるほうが多いんじゃないかな）
- 3才のビクトリアの少年が有毒「タマゴテングタケ」で死亡
3-year-old Victoria boy dies from poisonous 'death cap' mushroom
Oct 12, 2016
http://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/death-cap-mushroom-victoria-boy-poisoned-1.3802245
先週家族とキノコ狩りをしていた、と当局が言う
ビクトリアの市内の明らかにされていない場所でキノコを探していて、市内で治療されていたがそれからエドモントンStollery子ども病院に運ばれ昨夜死亡した。家族は他の人たちにキノコ狩りの危険性を警告するために子どもの死を発表することにした。
どのくらいの量をどうやって食べたかは公表されていないが、このキノコの毒は調理ではなくならず、大人でも一つ食べても致死量になる
- 欧州議会 動議案
draft motion for resolution
http://www.tgdf.org.tr/wp-content/uploads/2016/07/ENVI-Draft-motion-for-resolution-TFAs.pdf
EUの食品にトランス脂肪酸の法的規制値を設定することを提案。消費者がトランス脂肪酸の健康への有害影響を知らないので義務表示が必要、と主張。
（ただG.の項目で「工業的に製造された部分水素添加植物油は心血管系疾患、不妊、子宮内膜症、胆石、アルツハイマー病、糖尿病、がんと関連する」と書いてあって、そこまで言っている評価機関は存在しないので「知らない」ほうが正解のような）
- 歯が生えている赤ちゃんにホメオパシーレメディを与えることは殺す可能性がある
Giving Teething Babies Homeopathic Remedies Could Kill Them
by Michelle Cortez
October 13, 2016 —
http://www.bloomberg.com/news/articles/2016-10-12/giving-teething-babies-homeopathic-remedies-could-kill-them
FDAの警告により調査中は全てのブランドの製品の販売停止になった
FDAによると過去6年で生歯レメディを与えられた400人以上の赤ちゃんが発作、息切れ、嘔吐、便秘などの重大な健康問題を発症した。少なくとも10人が死亡している。
FDAは6年前にホメオパシー生歯レメディの危険性を警告している。
FDAはまだ調査中なので有害事象報告の数は変動する可能性があると電子メールで言っている。
（取材に答えたものらしい）
