食品安全情報blog過去記事

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消費者の健康を守るために、独立した科学的根拠のあるリスク評価が必須である

Independent, science-based risk assessment essential for consumer health protection
19/2017, 16.05.2017
http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2017/19/independent__science_based_risk_assessment_essential_for_consumer_health_protection-200819.html
消費者の健康を守るためには、科学的根拠のある事実を基にした独立したリスク評価が必要である。これは本日ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)に滞在中の、連邦食糧農業省のChristian Schmidt氏が到達した結論である。「消費者の健康保護の分野では毎日新しい研究や科学的知見が発表されている。多くの消費者はこの大量の情報に動揺している。ドイツ連邦リスク評価研究所は消費者が取るべき道を見つけやすくしている。科学的データに基づく消費者の健康保護について、信頼できる事実や助言を伝える独立団体があることは一般人にも政策にも重要である。BfRはこの分野で素晴らしい仕事をしている」。BfR長官Dr. Andreas Hensel教授は説明する:「グローバル化したフードチェーンや絶え間ない新製品や素材の時代には、食品と製品の安全性の分野でグローバルスタンダードを設定し統一することが重要である。この目的を達成するために、BfRは全大陸の協力パートナーと協力する。」この会議のその他の話題は、BfR MEAL スタディ、ドイツ抗生物質耐性戦略(DART)へのBfRの貢献、ドイツ実験動物保護センター(Bf3R)の発表だった。