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飲食店の衛生等級制施行で消費者の安全の責任を

食中毒予防課 2017-05-19
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&seq=37266
衛生等級制施行で食中毒予防及び消費者選択権保障
食品医薬品安全処は飲食店衛生管理水準を評価し、それによって’非常に優秀‘、’優秀‘、’良い‘の3段階で等級を付与する’飲食店衛生等級制‘を5月19日から本格施行する。
食品衛生法改訂(‘15.5.18)及び施行(’17.5.19)
○飲食店衛生等級制は我が国の国民3人中1人が一日一食以上外食をするなど外食利用率が持続的に増加し、飲食店衛生水準がより重要になっているため推進された。
※ 外食利用率: (‘12)25%→(’15年)33.4%
※飲食店食中毒発生統計(‘14~’16平均): 全体食中毒発生件数1,085件中671件(61.8%)
‘飲食店衛生等級制’は衛生等級を受けようとする飲食店営業者が食薬処や地方自治体に営業者が希望する衛生等級を指定して申し込めば評価項目及び基準によって評価を実施し、衛生水準が優秀な飲食店に対して衛生等級を指定する制度である。
※ 衛生等級: ‘非常に優秀(★★★)’、‘優秀(★★)’、‘良い(★)’
○評価は各等級別で基本分野・一般分野・共通分野に区分された評価表によって行われて、評価結果85点以上の場合該当等級を指定する。
※ ‘非常に優秀’: 基本分野(13項目)・一般分野(72項目)・共通分野(12項目)‘優秀’: 基本分野(12項目)・一般分野(62項目)・共通分野(12項目)‘良い’: 基本分野(11項目)・一般分野(48項目)・共通分野(12項目)
現場評価は結果の客観性及び専門性のために評価専門機関に委託して実施される。
評価の結果営業者が希望する等級の指定を受けることができない場合には申請者の権利救済のために再評価を申し込むことができるようにした。
○ 衛生等級指定業店は▲出入り検査を2年間免除▲衛生等級表示板提供▲食品振興基金を活用した施設・設備の改・補修などの恩恵が与えられる。
食薬処は飲食店間競争による衛生水準向上に食中毒発生減少、消費者の選択権保障及び営業者の売上高向上が期待されるとし、‘飲食店衛生等級制’が食べ物文化の品格を高める新しい基準として定着されるように指定、広報などに最善の努力をつくすと発表した。
○ 衛生等級指定飲食店は食薬処や地方自治体ホームページ及び飲食店内外部に掲示された衛生等級表示板を通じて容易に確認することができる。