食品安全情報blog過去記事

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査察報告書

  • スペイン−動物の抗菌剤の賢明な使用に関する情報の収集

2016-8887 - Gather information on the prudent use of antimicrobials in animals - Spain ES
12 July 2017
http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3832
2016年10月20-28日にスペインで実施された、動物の抗菌剤の賢明な使用に関する現地調査団。目的は、動物用医薬品の使用に関する抗菌剤耐性(AMR)問題の取扱実践例の収集と他の加盟国に役立つ良い慣習例の確認である。スペインは2014年の動物用医薬品の最大の使用国であり、2015年の販売額はさらに増えている。ワンヘルスアプローチに基づいて2014-2018年の国家AMR戦略が立てられた。AMR行動計画の効果の検証にはまだ早すぎるが、抗菌剤の使用は明らかに減少している。

2017-6003 - Fishery products derived from tuna species - Seychelles SC
12 July 2017
http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_inspection_ref=2017-6003
2017年1月24日から2月2日までセイシェルで実施された、EU輸出用マグロ種由来水産物の製造状況の公的管理評価の査察。企業がEU輸出用の公衆衛生基準要求を満たしているかを見極める査察で、マグロ種が陸揚げ、加工される中心地にも範囲を広げた。公的管理基準は適切な手順に基づいて開発され、管理システムの要素の多くは適切に実行され保証を提供しているが、手順の修正や統一などに欠点がある。

  • タイ−輸出管理‐植物と植物製品

2017-6172 - Export controls - plants and plant products - Thailand TH
12 July 2017
http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_inspection_ref=2017-6172
2017年2月21日から3月3日まで、タイで、有害生物による植物と植物製品の積送品の遮断に答える形で実施された。特に国立植物防疫機構 (NPPO)が提供する行動計画を実行する公的管理システムを評価する査察。包括的な公的および私的詳細システムがあり、公的システムはEUの要求に適合しているが、保証を害する欠点が確認された。NPPOは2016年5月まで遮断の原因を調査し欠点を扱った。だが著しい遅延があり、その間さらに遮断が起こり、完全な保証を提供できない。行動計画はそのため後手後手になり、さらなる遮断を防ぐために同様の欠点が他で存在しないということを保証できそうもない。

2017-6177 - Genetically modified organisms - Cyprus CY
12 July 2017
http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_inspection_ref=2017-6177
2017年1月23-27日にキプロスで実施された、遺伝子組み換え作物(GMOs)を含む、から成る、から生産された、食品、飼料、種子の公的管理システムを評価するための査察。キプロスにはよく組織化された効果的なGMOs公的管理システムがある。求められたすべての地域にGMOsを管理する資金が配分されている。管理計画はリスクに基づき適切で、調査とサンプリングも適切な方法で行われている。だが、GM製品由来二次汚染の管理が十分でない。