食品安全情報blog過去記事

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殺虫剤検出の卵の回収・廃棄などのフォローアップ通知 

農畜水産物安全課 2017-09-04
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=38647&sitecode=1&cmd=v
□韓国政府は、産卵鶏農場卵の全数検査結果に対する補完および流通卵の綿密な安全管理のために、自治体と合同で、従来型の市場やオンラインショッピングモールなどの保護対象分野における流通卵の回収検査を実施しており、その過程でキムオクスン農場(慶尚南道梁山市に所在)が生産・販売した卵(卵殻コード:’15058’)でビフェントリン(基準: 0.01mg/kg)が超過検出(0.24mg/kg)され、該当製品を回収措置すると表明した。
○また、セイル農場(慶尚北道金泉に所在)が生産・販売した「あきれるほど生鮮な卵(卵殻コード:’14セイル’)」と表示された卵も、フィプロニルが検出(0.01mg/kg)されたため、回収措置とする。
□これと関連して、食薬処と農食品部は、緊密に協調して該当生産農場が保有している卵を全量廃棄して、殺虫剤成分が検出された原因調査を実施する一方、3回連続の検査など強化された基準によって、規制検査など事後管理を強化する計画である。
○流通中である殺虫剤検出農場の卵に対しては、全量回収‧廃棄措置を施し、追跡調査などを通じて流通を遮断することを明らかにした。
□また、農食品部は適合農場を含む全産卵鶏農場を対象として、9月から12月まで抜き打ち検査を強化して行い、食薬処は流通段階の卵に対する回収検査を持続的に実施する。
○これを通じて食薬庁と農食品部は、産地・流通段階で二重点検システムを講じ、卵の安全性確保に最善を尽くす計画である。
□これらの対策と同時に、回収対象の卵を購入した消費者には、販売または仕入先に返品するように要請した。