食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

食鳥処理場検査強化で不適合の廃用採卵鶏の事前遮断 

農畜水産物安全課 2017-09-18
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=38840&sitecode=1&cmd=v
−食鳥処理場検査で殺虫剤が基準値を超過して検出された廃採卵鶏を全羽廃棄−
□政府は、鶏卵に殺虫剤が検出されて廃用採卵鶏に対する安全性への懸念が高まっていることを勘案し、8月23日から、屠畜場における廃用採卵鶏の精密検査を強化*して、不適合の廃用採卵鶏が市中に出回るのを事前に遮断**している。
*(これまで)屠畜場無作為モニタリング検査→(強化後)屠畜場出荷時前に廃用採卵鶏農家を精密検査
**精密検査結果が出るまで屠畜場外部への出荷禁止、不適合時は全羽廃棄
□今回、強化された廃用採卵鶏屠畜場検査が実施される中で、慶北道奉化にある農場(ソンヨン農場)が食鳥処理場)(所在 慶南道巨済市)に出荷(16,203羽)した廃用採卵鶏の中に許容基準値を超過*してビフェントリンが検出(9月16日)されたものが見つかり、全羽廃棄措置として、市中への流通を遮断した。*ビフェントリン(鶏肉): 基準値0.05 (♀)mg/kg / 検出量0.09 (♀)mg/kg
○今回屠畜場検査で基準値を超過してビフェントリンが検出された廃用採卵鶏は、東南アジア輸出向けで、不適合のため全羽廃棄された。
○当該採卵鶏農場は、前回の卵の全数検査(8月15日~21日)で適合と判定された一般農場であり、今回の検出と関連して当該農場に対する原因調査を実施中である。
○同農場で保管中の卵の安全性確認のため、基準より6倍以上の試料(120個)を採集して精密検査を実施した結果、殺虫剤成分は不検出であった(9月18日)。