食品安全情報blog過去記事

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欧州と近隣国の食品安全を共に強化

Together for more food safety in Europe and its neighbouring countries
46/2017, 03.11.2017
http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2017/46/together_for_more_food_safety_in_europe_and_its_neighbouring_countries-202501.html
スペイン産イチゴ、オランダ産トマト、モロッコ産スパイス、ジョージア産柑橘類−食品生産と食品貿易のグローバリゼーションが消費者健康保護に新しい課題をもたらしている。食品の種類が増え取扱量が多くなるにつれて、供給チェーンはますます複雑になるが、食品安全性は、そうした中でも保証されなければならない。"ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)長官で欧州食品安全機関(EFSA)諮問フォーラムのドイツ代表であるDr. Andreas Hensel教授は、次のように述べている。「消費者保護のために、世界中の重要な公共機関をネットワークで結ばれなければならない。私達は、欧州食品安全生活歴(EU Food Safety Almanac)および近隣国政策食品安全生活歴(European Neighbourhood Policy Food Safety Almanac)を用いた国際的協力の拡大を目指している。」だが、欧州や近隣諸国では、誰が何を行っているのだろうか? これら2件の生活歴の最新版*1に、重要な公共機関およびそれらの管理体制の概要が提示されている。それらの機関は、EUや近隣諸国において食品と飼料の安全に関する協力を促進しようと努めている。