食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

幼い子供がボタン電池を飲み込むリスク:事故の際は正しい対応をとること

Risks of ingestion of button batteries by young children: adopt the right reflexes in the event of an accident
https://www.anses.fr/en/content/risks-ingestion-button-batteries-young-children-adopt-right-reflexes-event-accident
光るハンドスピナーボタン電池を飲み込んで幼い子供が中毒になる事例がフランス中毒管理センターに何件か(そのうちの1件は重症)報告されている。これらの事例は、親がリスクのある製品を避け、ボタン電池を子供が飲み込んだ場合はそれが疑わしいだけの場合でも正しい対応をとって、事故を予防することが重要であることを示している。DGCCRF (Directorate General for Competition, Consumer Affairs and Fraud Control: 競争・消費・詐欺防止総局)、ANSES (French Agency for Food, Environmental and. Occupational Health: フランス食品環境労働衛生安全庁)、およびフランス中毒管理センターは、ボタン電池は子供の手の届かないところに保管すること;製品に電池をしっかり入れ、外れたり蓋が開いたりしないようにして、それができない製品は子供の手が届かないようにすること;電池を入れる場所がしっかりした製品を選ぶこと(ねじ式、或は開けるのに2段階の操作が必要となるの蓋が付いたもの);子供が飲み込んだりそれが疑われたりする場合は救急機関に連絡して担当者にそのことを明確に伝えること;といった守るべき助言を繰り返し述べいく考えである。