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食品添加物分類体系を刷新

2018-01-03 添加物基準課
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=40094
−用途を31分類し品目別に用途を明確化−
□食品医薬品安全処は、2018年1月から合成‧天然で区分してきた食品添加物の分類体系を用途中心に全面改編することを主な内容とした、「食品添加物の基準及び規格」改正告示を施行したことを明らかにした。
○今回の改編は、食品添加物が製造技術の発達により合成と天然の区分が曖昧となり、技術的効果(保存料、甘味料など)を得ることを意識して使われているため、使用目的を明確に提示する必要性があることから進められた。
*「食品添加物の基準及び規格」改訂告示: 2016.4.29.、施行: 2018.1.1.
□主な内容は、▲31の用途を中心とした食品添加物の分類体系改編▲品目別基本情報(異名、国際分類番号など)新設▲使用基準体系改善などである。
○合成‧天然で区分されていた食品添加物を甘味料、酸化防止剤など31の用途に分類して、国内指定された613品目に対して主用途を明示し、食品添加物の使用目的を容易に確認することができるようにした。
食品添加物に指定されているか否かを容易に確認することができるよう、品目別成分規格に他の名前(異名)、国際的に通用する分類番号、分子式などの基本情報を追加して、”L-グルタミン酸ナトリウム”など40の食品添加物名称を英語式発音で統一した。
○同時に食品添加物使用基準を表形式で整備し、品目別使用基準と主用途を容易に確認することができるように改善した。
□食薬処は、今回の改編を通じ、業界が食品添加物用途に基づいて正しく使うように導かれ、消費者の安心向上に寄与することができると述べている。
○ちなみに、食品添加物の分類体系改編事項などが反映された食品添加物公典改訂版は1月中に発刊‧配布する計画です。