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全羅南道海南郡所在産卵鶏農家の卵検査の結果、不適合卵の回収廃棄

2018-01-29 農畜水産物安全課
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=40403
□政府は、殺虫剤汚染卵事件を受けて、産卵鶏農家を継続的に管理しているところである。
全羅南道海南郡の産卵鶏農家の卵を検査した結果、殺虫剤は検出されなかったが、代謝産物であるフィプロニルスルホンが検出(0.12 mg/kg)された。
□不適合農家で保管していた卵及び流通中の卵は自治体と共同で全量回収‧廃棄し、追跡調査などを通じて流通を遮断している。
○当該農家については、出荷を中止させ、3回連続の検査など強化された規制検査を適用する一方、農薬不法使用が確認されれば制裁措置を講ずる。
□殺虫剤は検出されずに代謝産物であるフィプロニルスルホンが検出されたことから、農家に対する指導‧点検を通じて殺虫剤の不法使用は減ったが、過去に使用したフィプロニルがフィプロニルスルホンに転換されてニワトリが暴露されたと推定される。
□政府はフィプロニルスルホンに産卵鶏が暴露される事例を断ち切るため、生産者団体主管でフィプロニルスルホン除去のための事業を推進中にある。参加を希望する農家は生産者団体(大寒養鶏協会)を通じて申請すること。
□同時に、殺虫剤使用の原因になるワクモ防除を推進するために、家禽農家ダニ管理マニュアルを用意して配布した。
○ダニ防除のための共同防除モデル事業、新薬登録・開発など、ワクモ防除方策も今年から支障なく推進する計画である。